ジョジョ4部ですよ!全員集合!
もう始まって数週間経ちますが、遂にジョジョの奇妙な冒険4部、アニメ化ですね!
ジョジョ、特に4部はそんなに劇画チックでなくてもいい気がします。
短いわりに濃密で、また舞台が1880年のイギリスである1部
舞台が次々に移り、古代の強大な敵と戦う2部
砂漠や荒野なんかも多く登場し、スタンドの出現でホラー感の増した3部
こうした過去三部作に比べれば、「日常に潜む恐怖」を描く4部にはこのようなポップなタッチはディ・モールトベネ(非常に良しッッ!)
4部のね、日常感がたまらなく好きなんですよ。他の部、特に3部5部はもう毎日毎日戦いの連続じゃないですか
もう毎日毎日気をつけろ!「新手のスタンド」だッ!って言ってるじゃないですか
「俺たちに明日はない」って映画ありましたが、
3部5部は「俺たちには午後すらない」位の勢いですよね
もちろんそういうのも好きなんですが、ちょっとね、ワンクション欲しいでしょ?欲しくない?
キャラの意外な側面とか日常の何気ないカットとかそういうのがもうちょっと欲しかったなと思うのが3部と5部なんですよね。
そういう意味ではね、2部はとてもよかった。
修行編挟みますからね。あれがあるからこそジョセフやシーザーに感情移入できたし、二人の友情も肌で感じることができた。
だからこそねあの「リサリサ先生 タバコ逆さだぜ」で泣けるんですよ。
4部はそういう意味ではディ・モールトベネ(2回目!)なんですよ
イタリア料理食べに行ったりね、恋愛があったり、友情があったり。そしてそのうえでホラーがある。最高だね。
けどカッコいいところはちゃんとカッコいいそれが4部
ジョジョアニメには恒例の「色変化演出」がある。(字面だけ見るとちょっとパチンコみたいだね)
大逆転したり敵に止めを指す所謂「熱い」シーンになると色が変わるんです
こんな感じで結構極端に色が変わるので最初は違和感がありましたが、この色変化演出が
4部では「日常とバトルの線引き」の役割をうまく果たしてくれています。
例として花京院。左が普通の花京院、右が色変化花京院だ!
もちろんバトルの間ずっと色が変わっている訳ではないですが、
色変化が「いつもの仗助ではないな」と直感的に教えてくれます。これは仗助がキレると怖いタイプだからというのもありますが。
4部の魅力としてはもう一つ「兄貴としての承太郎のカッコよさ」
があります
3部の主人公でもある承太郎ですが、3部では年少組だったので兄貴的なカッコよさはありませんでした。(家出少女相手に少しその片鱗を見せますが...)
しかし成長し杜王町にやってきた4部承太郎は(登場人物の殆どが高校生なのもあって)とてもカッコいい兄貴として登場します!
「続編での主人公の扱い」というのはとても難しいらしいですが(ガンダムSE●Dとかね)
普通にカッコいい兄貴。まぁこれが一番いいんじゃない?。と思わせてくれるくらい良いです。
アニメ承太郎のキャラデザ。カラーで見ると帽子と同化した髪がやっぱ目を引くな...
まだ3話です(こっちは関西圏だから1週遅れかも)ということは3クールらしいので、あと35話位楽しめる訳ですね!ありがとう神様!この世に生んでくれて!