僕がジョジョデビューに7部を勧める4つの理由
ジョジョ4部の話を先ほどしましたんで、
今度は私の一番好きな部、ジョジョ7部(別名スティールボールラン)の話をしたいと思います。
ジョジョ4部の放送も始まったことだし、ジョジョの漫画読んじゃおうかなと思う方もいらっしゃるはずだ
私はこの7部がジョジョデビューには最適だと思います
理由を以下にまとめました!(多少ですがネタバレを含んでいます)
まーた手放しで褒めちゃいますよ!
理由その1.スタンドが出る
ジョジョ、興味はあるけど「どれから読んだらいいかわからない」
そんな方も結構いると思います
まぁ1部から読むのもおススメなんですが、
この読み方だといかんせんスタンドが出ない
私も一部から読んだんですが、
ジョジョ=スタンドって図式は何となく読む前からあったんですね
もちろん1部も2部も面白い、面白いけどなんか違和感が...
アレ?スタンドは?スタンドはいずこに?
そりゃもう山崎まさよしの「onemoretime,onemorechance」ばりに探しましたよねスタンド
いつでもさがしているよ~どっかに~きみのすがたを~♪
山崎まさよし / One more time,One more chance
閑話休題。
そうなんです。スタンドが出てくるのは3部から!
1部と2部じゃあ出てこないんですね
でもいきなり3部からってのもねぇ
(ネットでは結構3部から勧める派も多いみたいです。
でも私は3部から読むなら折角ですから1~2部読んで欲しいですね)
でもこの7部にはスタンドが出てきます。それもめちゃくちゃでてきます。
理由その2.実質的にはリブート作品である
ジョジョの世界観は全ての部において同一なんですが、6部までと7部までは大きく違います。
まぁ詳しくは言えませんが7部からはとある理由から6部までのパラレルワールドのような世界が舞台になるんですね。
7部の主人公は1部の主人公のいうなれば生まれ変わりです。
その他の登場人物も1~3部辺りの登場人物の生まれ変わりの人が多いです。
つまり1~6部よりも他の部との関連性が薄いんです。
パラレルワールドになってしまいましたから名前だけ借りた完全新作です。
7部のジョニィ・ジョースター(左)と1部のジョナサン・ジョースター(右)。前世が同じとは思えません
まぁ1~3部位までを知ってると「ニヤリとできるセルフオマージュ」は結構あります。
けど逆も言えますよね。7部を先に読むことで1~3部を読むときにニヤニヤできます
そして1~3部を読んだ後もう一度7部を読むともう一度ニヤニヤできます!
こんなにお得なジョジョの楽しみ方があるでしょうか
理由その3.普通に話が最高に面白い!
まぁ一番大きな理由はこれですよね。面白い!とても面白い!
連載途中でウルトラジャンプの方に行ってしまったせいか
少年漫画ではなく青年漫画として生まれ変わったジョジョがそこにあったッッ!
って感じでね。
話の根幹にあるのは「一人の男の成長」です
全てを失った元天才騎手ジョニィ・ジョースターが
謎多き男ジャイロ・ツェペリと出会い、
全米を巻き込んだ大レース「スティールボールラン」を走破する中で成長していく
その過程では熱いバトル、2人の友情、様々な「正義」
ライバルとの死闘、大きな陰謀、謎の「聖なる遺体」...様々な出来事があります
登場人物が敵味方問わずだいたい超カッコいいですし
バトルはパワーゲームよりは頭を使う感じの「そうやって勝つのか!」みたいなのも多く、目が離せません。
そんな濃密な内容を含みながらテンポがいい!
大きな流れはもちろんあるけど、一つ一つの話はほぼ独立しているのもベネ!
少年漫画でよくある「まーだここの戦いやってんのかよ」みたいのはあまりありません
4.ジョジョのエッセンスを満遍なく含んだ作品である
全体のまとめみたいになりましたがジョジョ7部がジョジョ入門として最適な理由はこれにつきます
ジョジョという作品全体の根底にある「人間賛歌」というテーマ
ジョジョの代名詞といってもいいスタンド
それも5部以降の複雑でSFチックな能力まで網羅しています
1部の登場人物の生まれ変わりを中心に、2部のバディものとしての要素も受け継いでいます。
3部は旅の話でした。これもアメリカ大陸を駆け回る旅の話。
そうしたジョジョの(特に1~3部を中心とした)エッセンスを多く含みながら話自体は独立していてこれ単体でけりがついています。
こんなお得な漫画があるでしょうか。言い方を変えれば
単体でも面白い上に読んだだけでジョジョの基本が解ってしまう漫画なわけです
これは読むしかないでしょうそうでしょう
最後に、これだけは言いたい。これが言いたくてこの記事書いたみたいなもんだ
「ようこそ 男の世界へ」