ごちうさはなぜ人々に愛されるのか【考察】
今や一部に絶大的な人気を誇る日常系アニメ、「ご注文はうさぎですか?」
かくいう私も大好きである。リゼちゃん超かわいい
しかし数ある日常系アニメの中でもなぜごちうさは特に人を惹きつけて離さないのだろうか
私なりにその魅力を考察してみた。
ほどよい“異世界”感
ごちうさの持つ特色として独特の世界観が挙げられる。
作中で「木組みの街」と呼ばれるこの↓場所で物語は進行するわけだが、
まぁとりあえず明らかに日本ではない
調べるとヨーロッパの街並みを広く浅く参考にしているとのこと。
こりゃあ聖地巡礼が大変だ!
しかしこの木組みの街は僕らの世界のヨーロッパそのものでもない。
つまりごちうさの世界観のベースは今僕たちがいる世界ではない別の世界なのである。
木組みの街の外は自然に溢れているっぽいし、全体に流れる雰囲気もどこか牧歌的であり、決して現代のそれではない。
しかし全くのファンタジー世界という訳でもない。文字通り独特の世界観である。
これが他の日常系アニメとの大きな違いだろう。
例えばきんいろモザイクは国際交流をテーマにしていることもあり
イギリス、日本といった単語が並ぶ。これは明らかに現代がベースだ。
このほどよい「異世界感」こそがごちうさの魅力なのではないか。そう思うのだ。
“ごちうさ”という探検
ごちうさの一期一話は「主人公のココアが物語の舞台である“木組みの街”へ越してくる」という場面から始まる。
最初に映し出されるのはキャラではなく街の風景だ。そして僕らはその美しさに引き込まれる。
下宿先を探し歩くココアと同じように、僕ら視聴者も「木組みの街という異世界」に迷い込むのだ。
それは探検と言いかえてもいいかもしれない。
僕らは日常アニメを見ているつもりでごちうさという非日常を探検しているのである。
話を追うごとにどんどん「木組みの街」とそこに住む人々の姿が明らかになっていく。
キャラの可愛さやテンポのいい展開もさることながら
やはり世界観に対する興味こそが僕らをごちうさに縛り付けるのだ。
異世界モノとしてのごちうさという僕のアイデア、あなたはどう思うだろうか?
まだまだごちうさに対しては書きたいことがたくさんあるがとりあえずここまでにしておく。(近々続きかきます)
ごちうさはいいぞ!